Xcodeで作成したプロジェクトをGithubで管理したいって思ったことありませんか?
この記事では、
- 新規プロジェクトをGitで管理する方法
- Gitリポジトリをリモートリポジトリ(Githubなど)にプッシュする方法
- 既存のリポジトリ(Githubなど)からコピー(クローン)する方法
について解説します。
プロジェクトをGitでバージョン管理したい人は、ぜひチェックしてください!
- Xcoceでのリポジトリ管理について知りたい人
- Gitの基本について知っている人
- この記事ではGitそのものについては解説しません
- プロジェクト新規作成
- 保存先を選ぶときに「Create Git repository on my Mac」にチェック
- 既存プロジェクトを後からGitで管理
- メニューの「Integrate」>「New Git Repository」
- ローカルで作成したリポジトリをGithubにプッシュ
- ソースコントロールナビゲーターから設定
- 既存のGitリポジトリをクローン
- 起動画面で「Clone Git Repository」を選択
新規プロジェクトをGitで管理するには?
プロジェクト新規作成の場合は、「Create Git repository on my Mac」にチェック
これからXcodeのプロジェクトを新規に作成する場合は、作成時の保存先フォルダを選ぶダイアログで「Create Git repository on my Mac」にチェックを入れて作成すればOKです。
これでGitでバージョン管理されているプロジェクトを作成することができます。

作成済みプロジェクトを新たにGitで管理するには、メニューの「Integrate」>「New Git Repository」
すでに作成済みのプロジェクト(Gitで管理していない)を新たにGitで管理するには、メニューの「Integrate」>「New Git Repository」を選択します。
そして、管理したいプロジェクトにチェックを入れて「Create」ボタンを押せば完了です。


新規ローカルリポジトリをリモート(Githubなど)にプッシュするには?
リモートはソースコントロールナビゲーターの「Repositories」から設定できる
この記事ではリモートのGitホスティングサービスはGithubで進めていきますので、Githubのアカウントを作成済みであることが前提になります。Githubは無料でアカウント作成できます。
新規に作成したローカルリポジトリをリモート(ここではGithub)にプッシュするには、「Source Control Navigator」>「Repositories」>「YourRepo」を右クリックして「New “YourRepo” Remote」を選択します(「YourRepo」はプッシュしたいリポジトリで、この記事では「Git003」)。

リモートリポジトリを設定するダイアログが開きますので、ここでGithubを選択して、Githubに接続するためのアカウント情報を設定します。
リモートリポジトリの設定ができたら左下の「Create」ボタンを押します。

これでリモートリポジトリの設定ができました。
あとはメニューバーの「integrate」>「push」でリモートリポジトリにローカルの内容をプッシュすればGithubに反映できます。

プッシュした内容は、GithubのWEBサイトから確認できます。
なお、Xcodeのリポジトリを右クリックして、「View on Github」からリポジトリのWEBページをダイレクトに開くこともできます(サインインは必要です)。

既存のリポジトリをコピー(クローン)するには?
起動画面で「Clone Git Repository」を選択
既存のGitリポジトリをコピー(クローン)するにはXcodeの起動画面で「Clone Git Repository」を選択します。
そうすると、リポジトリ選択画面が出てくるので、クローンしたいリポジトリを選択して「Clone」ボタンを押せばクローンできます。


設定の「Account」からGitアカウントを追加することもできる
既存のリポジトリをクローンしたいときに、GitホスティングサービスのアカウントがXcodeで未設定のこともあると思います。
その場合は、起動画面を開いた状態でメニューバーの「Xcode」>「Settings」で設定画面を開き「Account」設定を表示します。
そこから画面左下にある「+」ボタンで必要なGitアカウントを追加することができます。



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